グレイトフルメソッドの猪上です。
前回、バリアント空間について
なんとなく理解してもらえたでしょうか?
今日は、振り子とは何かをお伝えします
ブランコや、ひもを通した五円玉のような、
いわゆる振り子をイメージしてください
振り子は振ると揺れますが、放っておくと止まりますね
ヴァジム・ゼランドの言う振り子も同じです
エネルギーを与えると動き、
放っておくと止まってしまいます
ただし、彼の言う振り子はエネルギー生命体であり、
振り子の栄養は人の感情です
ヴァジム・ゼランドの振り子は、
感情を食べて生きている生命体なのです
夫婦仲の悪い人の場合で考えましょう
夫婦げんかをすると、怒りの感情が動きます
その感情を、振り子が食べます
生命体である振り子には、えさが必要です
夫婦げんかをしなければ、振り子のえさがありません
そこで振り子は、
夫婦仲が悪くなるような現実を仕掛けてきます
結果、また夫婦仲は悪くなり、けんかが始まります
けんかをしていれば、振り子は死なずに済みます
振り子は生き延びたいのです
DVDの例で言うと、
レーザーを当てているのが振り子であり、
レーザーが当たることで夫婦げんかが現実化され、
そこから出てくる怒りのエネルギーを振り子が食べて生き延びる、
そういうイメージです
そのサイクルの中にいるために、
同じようなことばかりが起きるのです
次に、自分の嫌いなものについて考えてみましょう
嫌いなものに限って、繰り返し目の前に現れませんか?
魚が嫌いなのに、なぜ魚ばかり出されるのでしょうか
これは「魚が嫌いなのに」と思うことで
「魚嫌い振り子」が揺れるからです
振り子が揺れることで
目の前に嫌いな魚が出される人生ラインになっていきます
人間関係でも同じことが言えます
例えば、ある人に腹が立つとします
その人のことを考えれば考えるほど、
相手は腹の立つことをしてきます
これも、腹を立てることによって、
振り子にエネルギーを与えている状態だからなのです
嫌だと思えば思うほど、振り子は揺れるのです
振り子は死にたくないので、感情エネルギーを欲しています
そのため、感情が動くところにシナリオをセットし、
感情を再現するためのレーザーを当てます
これによって現実化が起こり、
振り子は感情エネルギーを手に入れることができるのです
もちろん振り子がシナリオをセットしても私たちには分かりませんが、
私たちの言葉や表情、物事が起こるタイミングが
振り子によって左右されているのではないかと私は思います
そのことで現実化が起こるイメージです
こうして振り子が揺れ続けることでシナリオを固定化していき、
やがて感情が積もりに積もった結果、
それがセルフイメージになります
つまり、不快が基準のセルフイメージが固まってしまい、
マイナスな人生ラインが続くことになります
振り子のイメージが伝わったでしょうか
次回は、不快の振り子への対処法についてお話ししますね
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました